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髪の毛の基礎知識:髪の毛の正体とは?

     

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あなたは、どのくらいの頻度で美容室に行きますか?

数ヶ月に一度の方もいれば、月に一回、二週間に一度など回数は様々ですがおそらく、美容室に足を運ぶことは楽しみのひとつである方も多いのではないのでしょうか。

女性にとってのヘアスタイルは、自己表現であり、美しさの象徴でもありますね。

美容室で整える以外にも、毎朝の髪の毛、ヘアスタイルのチェックとセットは自分で行うものです。朝、髪型がばしっと決まると、一日の気分が良くなりますが、逆になかなかまとまらなかったり、思うようにセットできないと一日憂鬱で、たびたび気にしてしまう、そんな経験をされた方はおおいと思います。

髪の毛は、外見などのイメージを表現するためにとても大切なものですが、その本来の役割はどのようなものなのでしょうか。

ここでは、髪の毛が「自己表現」以外の、生理的な役割について紹介してみたいと思います。

 

髪の毛の正体とは?

髪の毛は皮膚の一部が変化したもの

髪の毛の正体とは、ずばり、皮膚の一部が変化したものです。

すなわち、髪の毛は皮膚の一部ということになります。

髪の毛が皮膚というと、驚かれる方もおおいのではないでしょうか。皮膚といえば、汗をかいたり、日焼けを気にしたりするもので、また熱い・冷たいや、痛いなどの「感覚」があるものですよね。

ご存知のように髪の毛には、ほとんど「感覚」というものがありません。

髪を切ったり洗ったりしても、髪の毛自体の感覚は感じられないと思います。(もし、髪の毛に痛点があったとしたら・・・それはそれでゾッとしてしまいますね。)

そんな「感覚」を感じられない髪の毛も、実は立派な皮膚の一部なのです。

それでは、その髪の毛はどのような仕組みでできているのでしょうか。

 

 

髪の毛の構造と働き

髪の毛は、身体を覆う皮膚の一部ですが、その実態は他の皮膚とはちがいますね。

体表を覆うおおくの皮膚が、「表皮」と「真皮」そして「脂肪層」からなるというというのは、なんとなくイメージがわく方もいらっしゃると思います。

髪の毛は、その中でも「表皮」から派生した皮膚の一部となります。

「表皮」の変態したものが、髪の毛であるといえるのです。

 

生物は、昔から必要に応じて身体の構造を進化させてきました。

環境の変化に適応するため、より強く、そして生存競争に勝ち残るためなど、長い年月の積み重ねを経ていま持つ姿を獲得してきました。

髪の毛も、そんな「環境に適応するため」に、意味をもって進化してきたのです。

 

日常生活での髪の毛の役割とは

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髪の毛は、男女とわず私たちが日常生活を送る上で、とても大切な働きをしてくれています

例えば、体温が急激に変化するのを抑えてくれる「保湿」「保温」の効果を持っていたり、直射日光や紫外線から身を守ってくれたり、物がぶつかったりしたときの衝撃を軽減してくれる働きがあります。

特に頭部は、人間の身体の中でも特に重要な部分であり、繊細な箇所となります。

生命のコントロールタワーといえる「脳」を、内側からは頭蓋骨などでしっかりと守り、外側からは髪の毛でしっかりと守る、そんな大切な役割があるのです。

 

髪の質感がとても良かったり、本数が多い方は元気で、エネルギーに満ち溢れている方がおおい印象はありませんか。

また逆に、病弱であったり身体が弱い方などは髪質が弱かったりする印象があったりしますが、髪の毛の状態は人間の生命活動と細かく繋がりがあることがわかります。

 

髪の毛の製造場所とは

皮膚とは、一般的に「表皮」「真皮」「脂肪層」からなると先ほど説明しましたが、髪の毛はいったいどこで作られているのでしょうか。

実は、髪の毛の一番先は、脂肪層から生えています。

健康な髪の毛を「ぷちっ」と抜いた時に、その先っちょをよく見たことはありますか。髪の毛の根元は、うっすらと白く色が異なっていることがわかりますね。(見たことがない方は、試しに見てみましょう!)

その、髪の毛の根元は毛球と呼ばれる場所になり、髪の毛で一番大切な部分となります。

その毛球は、脂肪層に発生しており、そこで活動を行っています。毛球の中には、一部くぼんだ部分がありその部分を「毛乳頭」と呼びます。

この毛乳頭こそが、髪の毛を造る「製造工場」となっています。

 

毛乳頭のまわりには、髪の毛の元となる「毛母細胞」があり、その毛母細胞が酸素や栄養を取り込むことで細胞分裂を繰り返し、毛乳頭を通して髪の毛が伸びていくのです。

これらの毛乳頭や毛母細胞が活発な人は、髪の毛がよく伸び、コシやハリのある質感をもつことになります。

 

また髪の毛は、日々伸びていくものですね。

伸びる速度は人によって違いますが、健康な人では一日に約0.35mm伸びていると言われています。

 

見える髪の毛は、実は死んでいる細胞

先ほどの説明で髪の毛は、脂肪層から発生し、真皮層、表皮層を通って体表にでてきていることがわかったかと思います。

髪の毛とは、根元から先まで活動をしているように思いますが、実はそうではありません。

髪の毛は、細胞として活動している部分はその頭皮に埋まっている根元の部分のみとなり、表皮から出ている部分は死んだ細胞となります。

一般的に「髪の毛」と呼ばれる、表皮から出ている黒い部分を毛幹と呼びます。毛幹は既に死んでしまった細胞ですが、ケラチンと呼ばれるたんぱく質が主な成分となるため、死滅して活動を停止していますが、ケアをすることでハリやコシが生まれることにつながります。

 

髪の毛が、死んでしまった細胞、と言われてしまうと少々不気味な気もしますが、他の肌とくらべて「感覚」がないことの理由がわかるのではないでしょうか。

死んでしまった、といってもその根元は活動を行っているわけですので、一本の髪の毛としては立派に「生きて」います。

より効果的に身体を守るために、利便上「死滅して感覚をなくしてくれた」と考えると、人間の身体とは実によく出来たものだなと関心してしまいますね。

 

 

髪の毛の生え方にも意味がある

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髪の毛はどのように体表にでてきているか、みなさんはご存知でしょうか?

髪の毛に限らず、身体に生えている毛を少し観察してみてください。

 

きっと、アスパラガスのように直立不動で生えている!という方はほとんどいないかと思います。

なんとなくですが、斜めに向いて生えていることが、確認できるのではないでしょうか。

実際に髪の毛は、頭皮に対して斜めに生えており、そこにも大きな意味があるのです。

 

斜めに生えそろうことで、雨などの水滴が当たった場合でも直接表皮に触れないようにし、急激な体温の低下を防ぐことができます。また、風やその他の衝撃に対しても正面から受けるよりも、ある方向にいなすことが出来るため、効率よく「防御」することが出来るのです。

人間は、カメレオンや亀などの変温動物とは違い、生きていく上で体温を一定に保つ必要があります。

私たちの暮らしは暑い日もあれば、寒い日もあり、雨風からも身体を守り、適応することが求められますね。

髪の毛は、そんな環境から私たちを守り、保温をつかさどる大切な役割を担うために、生え方にも工夫をしているのです。

 

 

 

さて、ここまで髪の毛についてその仕組から、役割までをご紹介してきました。

髪の毛のことが深くわかってくると、抜け毛や薄毛になることがまた「健康」にとってよくないものだと感じるのではないでしょうか。

髪の毛は、私たちが生きていく上でとても大切なパートナーです。

しっかりとその役割や仕組みを理解し、適切なケアをしてあげることで、髪の毛の活動の手助けをしていきたいですね。

 

 

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