女性の薄毛

女性の抜け毛、薄毛の対策。オススメのシャンプー・育毛剤や、病院での治療を解説!

髪の毛の基礎知識:髪の寿命

     

lgf01a201308151500

 

これまで、女性の抜け毛や薄毛についての原因や対策についてご紹介してきました。

髪の毛の健康は、身体と同じように日常生活の影響が大きく現れるということがわかりましたね。

 

この記事を読んでいる方の多くが、抜け毛薄毛について悩みを持っている方だと思います。

生活習慣の乱れや、また加齢によって最近抜け毛が多い、、、ヘアスタイルが決まりにくくなった、など自覚症状がある方もいらっしゃるかと思います。

しかし、思い出してみてください。「抜け毛」との付き合いは、なにも最近に始まったわけではないと思います。

子供の頃から、髪の毛が自然と抜け落ちる経験があるのではないでしょうか。

 

脱毛症の抜け毛と、自然抜け毛の違いとは

幼少期から毎日抜け落ちる髪の毛

髪の毛がある程度の長さがある女性は、どなたも日常的に抜け毛を体感していることだと思います。

シャンプーリンスブラッシングをする際などに髪の毛は抜けていきますね。毎日の日課で髪の毛をケアをしていますが、お風呂場の排水口やブラシの根元、掃除機をかけた時の床に落ちている髪の毛などを発見すると、けっこうな量がたまっていることに気が付きませんか。

思い返すと、子供の頃から毎日毎日けっこうな量の髪の毛が抜けていますね。それは一体、どうしてなのでしょうか。

 

毎日の抜け毛の理由は髪の毛の寿命

健康な生活を送っている人や、まだまだ若くて元気のある女性の髪の毛も、共通してまったく抜け毛がないというわけではありません。

髪の毛には、寿命というものが存在するからです。

髪の毛は表皮からでてくる皮膚の一部ということは前回の記事で紹介しましたね。髪の毛は、表皮の下にある毛根の毛乳頭で、毛母細胞の働きによって維持成長しています。毛母細胞から生まれた髪の毛はどんどん成長をして伸びていきますが、それもある一定の期間をすごすと寿命を迎え抜け落ちることになります。

 

髪の毛が新しく生まれ、成長をし、寿命で抜けて落ちるまでにいったいどのくらいの期間がかかるのでしょうか。

 

髪の毛の寿命は、一般的には2年から6年と言われています。

新しく生えて、2年から6年の間は、毎日シャンプーを共にしたり、美容室で短くされてもまた伸び、何度も異なるヘアスタイルを共にしているということになりますね。

生活習慣が不規則な方や、加齢により代謝が悪かったり、ホルモンバランスが崩れている方は、その髪の寿命を待たずして抜け落ちてしまうことになりますが、健康な方ですと最長で6年ほど「抜け落ちること」はないということですね。

 

 

髪の毛の本数はどのくらいあるの?

lgf01a201311101100

健康な生活を心がけている場合、髪の毛は2年から6年保つことができるということがわかりました。

では、健康な方でも毎日髪の毛が抜けるのはどうしてなのでしょうか。

 

毎日迎える「髪の毛の寿命」

実は、毎日いずれかの髪の毛が「寿命」を迎えています。

2年から6年のサイクルである髪の寿命が毎日、代わる代わるでおとずれているのです。

 

人間の髪の毛は実に10万本あるといわれています。

そのうちの80本から100本が、毎日寿命を迎え自然と抜け落ちているのです。

毎日そんなに多くの髪の毛が寿命で抜けていると思うと、びっくりするかと思います。しかし、そんなに抜け落ちてしまっても薄毛にならないのは、それだけ毎日次から次へと新しい髪が誕生し、成長しているからです。

 

ヘアサイクルの実態

このように、髪の毛は次から次へと誕生しては寿命をまっとうしては抜け落ち、またしばらくすると誕生する、という流れがあります。

このような流れを、「ヘアサイクル(毛周期)」といいます。

ヘアサイクルは、大きく分けて以下の3つの周期にわけることができます。

1.成長期

2.退行期

3.休止期

 

髪の毛は、例えるとしたら一年草のようなものかもしれません。成長期にはどんどんと大きくなり、やがて旬を越えると成長はゆるやかに減速していき、最後には枯れてしまいますが、落ちた種はしばらくするとまた芽を出し、大きくなる、とい具合です。

髪の毛の寿命は最長で6年とさきほど説明しましたが、それぞれのサイクルの期間はどのようになっているのでしょうか。

 

成長期(2年~6年)

髪の毛の成長期は、なんとその寿命のほとんどの期間にあたる2年から6年になります。

一生のほとんどを成長し続けるという、なんともたくましい存在ですね。

 

成長期のはじめは、毛母細胞の細胞分裂がとても活発なため、髪の毛の根元である毛球部で次から次へと髪の毛が製造されていきます。作られた髪の毛は、下から上へとどんどん押し上げられ、伸びていくことになります。

髪の毛の先が枝毛になってしまたり、ちぢれたりハリがなくなった場合も、その部分のみカットすることで綺麗な髪の毛が保てますね。

これは、成長期の髪の毛はどんどんと根元から押し上げられ新しくなってくるためです。

髪の毛をカラーリングした場合も、しばらくすると根元だけ色が変わってきますよね。その色の変化の具合が、新しい髪の伸びる速度となのです。

なお、一般的に10万本あるといわれている髪の毛全体の90%がこの成長期の段階にあるといわれています。

 

退行期(2~3週間)

髪の毛の成長期は2年から6年と長いことに比べ、次のサイクルである退行期2週間から3週間ととても短くなります。

この時期がくると、抜けて落ちてしまうということではありません。

退行期は、これまで元気に成長を続けていた髪の毛が、ゆるやかにその成長を止めていく時期になります。

栄養をもとに、髪をせっせと伸ばしていた毛母細胞も、細胞分裂の勢いがだんだんと弱まっていきます。また、髪の毛の色を決定する色素細胞という細胞もこの時期に活動を弱めていきます。

 

退行期は、髪の毛の成長が止まるわけではありませんが、その勢いはだんだんと落ちていきます。

 

 

休止期(3~4ヶ月)

髪の成長が弱まって2~3週間が経つと、いよいよ休止期を迎えることになります。

しかし休止期がおとずれても、すぐに抜けて落ちてしまうことはありません。

 

休止期とは、髪の毛を成長させる毛母細胞の細胞分裂が完全に止まってしまう時期となり、新たに髪の毛を製造することはなくなります。

髪の毛の製造が終了した後も、髪の毛は頭部にしばらく残ることになります。

細胞の活動が停止しているため、着床する力も弱まり、ブラッシングなどの外部からの刺激により抜け落ちやすくなってしまいます。健康な方の、日々の生活の中で抜けていく髪の毛は、この休止期であることがほとんどになりますので心配はありません。

 

また、なにも刺激を与えない場合でも髪の毛がふわっと抜けて、床に落ちることがあると思います。

これは、約4ヶ月の休止期が終わり新たに成長期が始まるため、自然と古い髪の毛が抜け落ちる現象となりますので、こちらも心配することはありません。

 

049e728619bcaa24721d858e5e8b99ff_s

 

このように、健康な髪の毛は成長期から始まり、退行期休止期ときて寿命を迎えますが、その長い人生の大半は成長を繰り返しています。

髪の毛は、当たり前のように日々伸びていくことだと思ってしまいがちですが、元となる毛母細胞はものすごいエネルギーで細胞分裂を繰り返しているのです。

子供の頃、急激に身長が伸びた成長期を思い出して見てください。

どれだけ食事をとっても、睡眠をとっても、身体は求めていた事だと思います。

 

髪の毛は身体の成長が止まっても、日々成長し続ける部分です。

身体の成長期のように、猛烈に何かを欲する衝動はありませんが、毛母細胞が日々せっせと成長をしていることを思い出してみてください。

バランスのとれた栄養と生活習慣を、常に成長期の「髪の毛」のために、気を配ってみるのはいかがでしょうか。

 

  関連記事

 - 女性の抜け毛 , , , , ,